Q.
グラフで「実際の差より大きく見える」など、読み手に誤解を与えやすい表現として最も注意すべきものはどれか。
解説まとめ
正解は D です。棒グラフの縦軸を0から始めず途中の値から始めると、わずかな差が実際より大きく見え、読み手に誤解を与えます。量を長さで比べる棒グラフでは、縦軸は原則0起点にするのが基本です。数値ラベルや単位の明記、凡例の配置は、むしろ誤解を防ぐ正しい工夫です。
ポイント
誤解を招く図の核心は「比率や差を歪めて見せる表現」です。縦軸の起点を切る(D)は典型例です。一方、数値ラベル(A)・単位明記(B)・凡例配置(C)は読み取りを助ける良い工夫で、注意すべき悪い表現ではありません。良し悪しの向きを取り違えないようにしましょう。
ワンポイントアドバイス
棒グラフを作ったら、縦軸が0から始まっているかを必ず確認しましょう。差を強調したい気持ちで軸を切ると、意図せず読み手をミスリードします。どうしても細かい差を見せたいときは、軸を切らずに数値ラベルで差を補足するのが誠実なやり方です。
解説詳細
軸の起点を切ると差が歪む
棒グラフは棒の長さで量を比較する図のため、縦軸の起点をどこに置くかが見え方を大きく左右します。0ではなく途中の値から始めると、本来わずかな差でも棒の長さの比が大きく変わり、実際以上に差があるように見えてしまいます。これは読み手の判断を歪める表現なので、棒グラフの縦軸は原則0起点にします。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aの正確な数値ラベル、Bの単位・項目名の明記、Cの分かりやすい凡例配置は、いずれも読み手の正しい理解を助ける工夫で、誤解を招くものではありません。設問が問うのは「誤解を与えやすい表現」なので、これらは当てはまりません。差を歪めて見せるDの軸の切り方こそ、最も注意すべき表現です。