AI
AIエージェント問題集
Q.
複数のエージェントに役割を分担させ、それらを取りまとめる「オーケストレータ(調整役)」を置く構成(マルチエージェント)の主な狙いはどれか。
解説まとめ
正解はDです。マルチエージェント構成では、調査役・実装役・検証役のように役割を分けたエージェントを用意し、オーケストレータがそれらを連携させて全体を進めます。各エージェントが担当を専門化することで、単一のエージェントでは扱いにくい複雑なタスクを分業で処理しやすくなります。
ポイント
分業の利点は「専門化」と「責任分割」です。一方で連携の調整コストやエージェント間の受け渡しの設計が増えます。常に多エージェントが最適とは限らない、という点も合わせて覚えましょう。
ワンポイントアドバイス
タスクが大きく性質の違う作業(調べる・作る・チェックする)に分けられるなら、役割ごとにエージェントを分けてみましょう。各役割の入力と出力(受け渡しの形)を先に決めておくと、連携がかみ合いやすくなります。
解説詳細
なぜDが正解か
マルチエージェントは、目的の異なる作業を別々のエージェントに割り当て、オーケストレータがそれらの起動順や情報の受け渡しを調整する構成です。役割を専門化することで、各エージェントの指示や持たせる道具を絞り込め、複雑なタスクを分業・連携で進めやすくなります。Dはこの狙いを正しく述べています。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「1つの巨大プロンプトに詰め込む」は分業の逆で、マルチエージェントが避けようとする状態です。Bのツール連携の廃止は無関係で、各エージェントはむしろツールを使います。Cのモデル再学習の不要化も、役割分担の目的ではありません。いずれも「役割を分けて複雑なタスクを分業する」という核心から外れています。