MASTER / BUSINESS BASICS

学生と社会人、何が変わる?

学生と社会人の違いを、相手に届く価値・次の人への影響・小さな約束による信頼の視点から学びます。分からないときの相談の仕方や、遅れそうなときの伝え方も、ケースと演習で確かめます。

約11分入門演習 4問講義をはじめる

※ 集計表の受け渡しや先輩からの依頼の場面は、説明のための架空の事例です。

この講義でできるようになること

  • 学びと価値提供の違いを説明できる
  • 自分の遅れが周囲に与える影響を想像できる
  • 困ったときに早めに状況を共有できる

前提知識

特になし。はじめての人でも学べます。

チームで働く・フォロワーシップ報連相の基本

00:00 / 05:45

1第1章本当に大きな変化は、どこにある?

Space 再生/停止・← → 10秒移動・N / P で章を移動・C で字幕。右の「文字で読む」で、話している内容を文字で追えます。

演習:手を動かして確かめる

講義を見終えたら取り組みましょう。入力した内容はこの画面の中で使うだけで、どこにも送信されません。

問題 1 / 4

社会人の仕事で大切にしたい考え方は?

選択肢

社会人のスタートで意識したい確認リスト

  • 頑張ったかだけでなく、この仕事が誰の役に立ち、何が相手に届くかを考えたか
  • 自分の作業のあとに、その成果を使う人が困らないかを考えたか
  • 期限に間に合わない可能性が分かった時点で、早めに知らせたか
  • 「どこまでできていて、いつ終わる見込みか」を添えて共有したか
  • 分からないときは、調べた範囲・分からない点・期限を添えて相談したか
  • 急ぎの仕事やミスの影響が大きい仕事では、調べ続けずに早く確認したか
次の講座職場での基本行動とマナー
テキストで読む(文字起こし)

第1章 本当に大きな変化は、どこにある?

春から社会人 学生の頃と何が変わるのでしょう 朝早く起きること スーツを着ること 敬語を使うこと もちろん場面によって必要です でも本当に大きな変化は別にあります それは自分の行動が他の人の仕事や お客様への約束につながること 今日はその変化を具体的に考えていきます 学生時代、授業や課題の中心にあったのは 自分の学びや成長です 社会人になると学び続けることはもちろん大切ですが そこに新しい目的が加わります 自分の仕事を通じて誰かの役に立つことです 例えば、お客様に必要な情報を正確に届ける チームが判断できる資料を期限までに用意する まだ経験が浅くてもその一つ一つが仕事の価値になります 頑張ったかだけではなく何が相手に届いたかを見る視点が必要です ただし新人が最初から完璧な成果を求められるという意味ではありません わからないことを学び支援を受け少しずつ任せられる範囲を広げることも仕事の一部です

第2章 仕事は、次の人につながっている

例えば午前11時までに集計表を渡す約束をしたとします あなたが午後1時に渡しても表そのものは完成しているかもしれません でもその表を使って先輩が提案を作るなら先輩の作業は止まります その先にお客様との打ち合わせがあるかもしれません 仕事では自分が作業を終えたかだけでなく 次に使う人が困らないかも重要です だからこそ間に合わない可能性が分かった時点で早めに知らせます まだ終わっていないから黙っておこうより どこまでできていていつ終わる見込みかを共有する方がチームは動けます 学校のテストは個人の理解度が点数として見えやすい仕組みです 仕事の評価はもっと複雑です 成果に加えて途中の進め方、周囲との協力、約束を守る姿勢なども関係します 例えば資料を期限通りに提出しても間違った数字が多ければ困ります 反対に難しい仕事で思うような成果が出なくても早めに相談し改善に取り組んだ経験は次につ ながります 信頼は一度の大きな成果だけでなく 小さな約束を重ねることで育っていきます

第3章 ケースとまとめ

ここで考えてみましょう 先輩から頼まれた仕事の進め方が分かりません あなたならどうしますか A 迷惑をかけないよう最後まで一人で調べる B 何も調べずに分かりませんと頼む C 自分で確認できる範囲を調べ 分からない点と期限を伝えて相談する おすすめはCです ただし急ぎの仕事やミスの影響が大きい仕事なら 調べ続けず早く確認しましょう 大切なのは一人で抱え込まないことと 相手が答えやすい情報を添えることです 学生と社会人の違いは自由がなくなることではありません 自分の行動が他の人と結びつく場面が増えることです 今日から意識したいことは3つ 誰の役に立つ仕事なのかを考える 次の人が困らないように進める 困った時は早めに共有する 最初の一歩として期限に遅れそうなら 分かった時点で伝えるなど 自分の行動を一つ決めましょう