MASTER / CAREER
経験から自分の強みを見つける
大きな成果がなくても大丈夫。うまくいった経験と、困ったけれど工夫した経験を「状況・課題・自分の行動・結果・学び」に分け、共通する行動から強みの仮説を作ります。
約15分入門演習 4問講義をはじめる
※ イベント準備などの事例は、説明のための架空の事例です。
この講義でできるようになること
- 経験を状況・課題・自分の行動・結果・学びの5つに分けられる
- 自分の行動と、周囲の行動や確認できた結果を分けて書ける
- 2つの経験から共通する行動を探し、強みの仮説を1つにまとめられる
00:00 / 06:14
1第1章経験を五つに分けて読み解く
Space 再生/停止・← → 10秒移動・N / P で章を移動・C で字幕。右の「文字で読む」で、話している内容を文字で追えます。
演習:手を動かして確かめる
講義を見終えたら取り組みましょう。入力した内容はこの画面の中で使うだけで、どこにも送信されません。
この経験の表現として、いちばん適切なものは?
経験から強みを探す確認リスト
- 「すごかったかどうか」でなく、何を考えどう行動したかで経験を選んだか
- 経験を状況・課題・自分の行動・結果・学びの5つに分けて書いたか
- 「みんなで頑張った」ではなく、自分が何を見て何を変えたかを書いたか
- 結果は確認できたことだけを書き、数字がなければ作らなかったか
- 性格の言葉(協調性がある 等)ではなく、具体的な行動で書いたか
- 2つの経験に共通する行動から、暫定の強みの仮説を1つにまとめたか
テキストで読む(文字起こし)
第1章 経験を五つに分けて読み解く
自分には大した実績がない 強みを見つけようとしてここで止まる人がいます でも強みの手がかりは表彰や売上記録のような大きな成果だけではありません 例えば問い合わせへの返信が遅れがちなチームで 毎朝未対応の項目を整理し担当者に確認していた人がいたとします 数字に残る大きな成功でなくても 先回りして整えるという強みの候補が見えてきます 今日は自分の経験をすごかったかどうかで選ばず何を考えどう行動 したかで読み解きます経験を整理するときは5つに分けてみましょう 1つ目は状況いつどこで何が起きていたか2つ目は課題何が困りごと だったか3つ目は自分の行動 ここが最も大切です みんなで頑張った ではなく自分が何を見て何を変えたか4つ目は結果相手の反応や作業 の変化など確認できたことを書きます 数字がなければ作らないでください 5つ目は学び 同じ行動を他の場面でも使えるかどうかを考えます 結果が良かったとしても全て自分の力によるとは限りません 逆に結果が出なくても良い判断や行動が含まれていたかもしれません 架空の例を見ます 佐藤さんのチームではイベント直前に依頼が増え 誰が何を担当しているかが曖昧になっていました 佐藤さんは未処理の作業を聞き取り 担当と期限を一覧にして共有しました すると少なくともその日の打ち合わせでは 未担当の作業を見つけられました この経験をリーダーシップがあります とだけ表現すると抽象的です 状況が混乱した時 必要な作業を可視化し 担当の抜けを見つけると表現すると 何をする人なのかが伝わります ただしイベント全体の成功を佐藤さんだけのおかげにはしません 確認できた事実と推測を分けることが大切です
第2章 演習とまとめ
今度は自分の経験を2つ書きましょう 1つはうまくいった経験 もう1つは困ったけれど工夫した経験です 学校、アルバイト、ボランティア、仕事など分野は問いません この経験から自分のどんな性格がわかるかではなく 具体的に何をしたかに焦点を当てます 例えば、協調性があるではなく、意見が違う2人の話を別々に聞き、共通の目的を言葉にした こうすると、行動を確かめられます 結果が思い出せなければ不明で構いません 書いた2つの経験を見比べましょう 違う場面なのに、似た行動をとっていないでしょうか? 予定が乱れた時も学園祭の準備でも見えない作業を一覧にしたなら 情報整理や段取りが強みの候補です 共通点が見つからなくても問題ありません 一つの経験だけでは確信が持てないので まだ追加の事例が必要だと分かっただけでも収穫です 周りの人に私が役立っていたと感じたのは どんな行動? と具体的な場面を聞くこともできます ただし他人の評価をそのまま自分の価値だと思い込まないでください 強みとは自分を褒める言葉のコレクションではありません 自分がどんな状況でどんな行動を取り 何に貢献できそうかという仮説です 今日の2つの経験から仮説を1つにまとめてください 確信が持てなくても暫定で構いません 次に似た場面が来たときその行動を意識して試してみる そうして確かめることで強みの理解は少しずつ具体的になります 次は強みとは別に自分は何を大切にしたいのかを整理します
