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強みとは何か? 得意と好きの違い
「好き」「得意」「強み」「価値観」の違いを具体例で整理し、日常の行動から「どんな場面で何をして、誰に役立ったか」という形で自分の強みの候補を見つけます。
約15分入門演習 3問講義をはじめる
※ 佐藤さんの事例や分類ワークの文は、説明のための架空の事例です。
この講義でできるようになること
- 好き・得意・強み・価値観の違いを説明できる
- 強みを「場面・行動・役立ち方」で捉えられる
- 自分の経験と結びつけて、強みの仮説を1つ書ける
00:00 / 07:15
1第1章「好き」と「強み」は同じ?
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強みの候補を見つける確認リスト
- 好き・得意・強み・価値観を、同じものとして扱っていないか
- 趣味や特技の名前だけでなく、「どんな場面で何をしたか」を書いたか
- その行動が、誰にどう役立ったか(どんな価値を生んだか)を書いたか
- 「資料を作った」ではなく「相手が迷わない順序に並べた」のように、行動で書いたか
- 一度できただけで断定せず、別の場面でも似た行動をしたか後で確かめるつもりか
- 強みの仮説を「私は〜が強みかもしれない。〜したから」の形で1つ書いたか
テキストで読む(文字起こし)
第1章 「好き」と「強み」は同じ?
あなたの強みは何ですか こう聞かれるとすぐに答えられる人は意外と少ないものです 好きなことはあるけれど人より上手とは言えない 特に才能があるわけじゃない そう感じたことはないでしょうか ここで一つ考えてみてください 文章を書くことが好きな佐藤さんがいます でも職場では会議で出た意見を整理し 次に誰が何をするかを分かりやすく共有した時 周囲から感謝されていました この時佐藤さんの強みは文章を書くことでしょうか もちろんそれも候補です ただ周囲に役立っていた行動に注目すれば バラバラな情報を整理し 行動につながる形で伝えることとも言えそうです 強みは趣味の名前や特技の名前だけでは見つかりません どんな場面で何をしてどんな価値を生んだかを見ていくことが大切です まず4つの言葉を分けましょう 好きは関心が向きやってみたいと思えることです 得意は自分にとって比較的やりやすいこと 周りに比べてうまくできる場合もありますが 必ずしも一番である必要はありません 強みはその得意な行動や能力がある場面で役に立つことです いつもどこでも高い成果を出すという意味ではありません そして価値観はどんなことを大切にして選びたいかという判断の軸です 例えば人の話を丁寧に聞くのが得意な人が 顧客の不安を整理できれば強みになるかもしれません その人が安心して相談できる関係を大切にしたいと思っていれば それは価値観の候補です 得意だから好きとは限りません 好きでも今はまだ得意でないこともあります そして価値観は能力の高さとは別のものです 4つが重なると満足感を得やすいこともありますが 重ならなければ失敗というわけでもありません
第2章 同じ行動を読み替える
議事メモを取るのが得意ですという言い方ではまだ少し広すぎます どんな工夫をしているでしょう 佐藤さんは発言を全部そのまま記録するのではなく 決まったことまだ決まっていないこと 次に担当者がやることを分けています その結果会議の後に確認するやりとりが減りました ここまでわかると情報の要点と未決事項を整理し 次の行動を明確にするという別の場面でも使えそうな強みの仮説が立ちます ただし一度できたからといって必ず強みだと断定しません 別の機会でも似た行動をしたか周囲から同じような評価を受けたかを後で確かめます 4つの文を読んで一番近い分類を考えてください 1つの文だけで断定できない場合はまだわからないでもかまいません まずは好きの手がかりです ②は得意の手がかりですがどんな結果につながったかを知ると強みを考えやすくなります ③は行動と効果があるので強みの手がかりです ④は価値観の候補です 大切なのは言葉のラベルを当てることより判断の根拠を持つことです
第3章 演習とまとめ
次は自分のことです 最近の学校、仕事、アルバイト、家庭、趣味の場面を思い出してください 大きな成功でなくて構いません 人からよく頼まれること 自分では当たり前だと思うけれど他の人が助かったこと 少し工夫したらうまく進んだことを書いてみましょう 資料を作っただけでなく 相手が迷わない順序に並べたのように行動で書けると次につながります 思いつかない人は前に誰かからありがとうと言われた場面でも構いません 今は候補を集めるだけ 無理に立派な名前をつけなくて大丈夫です 今日確認したのは好き得意強み価値観は関係していても同じものではないということです 次を考えるときは何ができるかに加えて どんな場面でどう工夫し誰にどう役立ったかを見てください 自分の強みをすぐ言い切れなくてもかまいません 今日は仮説を一つ書いて終わりにしましょう 私は情報を整理することが強みかもしれない 会議で決定事項を整理し周囲の確認を減らせたから このように経験と結びつければ単なる自己評価から一歩進めます 次の講座ではその仮説を複数の経験から確かめていきます
