BIツール入門|つなぐ・可視化・共有でダッシュボードを作る基本 | マナビズ

BIツール入門|つなぐ・可視化・共有でダッシュボードを作る基本

BIツール入門|つなぐ・可視化・共有でダッシュボードを作る基本

毎月おなじグラフを、また作り直していませんか。会議の前になると、売上や問い合わせ件数の元データを表計算に貼り直し、グラフを作り直し、報告資料を更新する。データが増えるたびに貼り付けし直し、月初は集計だけで半日が消えていく——もしそんな状態なら、それは「あなたの段取りが悪い」のではなく、道具の選び方の問題です。表計算は、1枚のシートの上でデータを持ち、その場で計算してグラフにする道具です。だからデータが変わるたびに、また手で作り直すことになります。

この「作り直し」を一度の設定で済ませる道具が、BIツール(ビジネス・インテリジェンスツール)です。BIツールは、散らばったデータをつないで、見たい形に可視化して、人と共有する専用ツール。最大の特長は、元データはそのままに、見せ方(グラフやダッシュボード)だけを別に組み立てておくと、元データが更新されたときに同じ画面が自動で最新化されることです。作り直すのではなく、一度組んで、あとは更新するだけにする。これがBIツールの本質であり、「すごいExcel」とはまったく別物である理由です。

このBIツール入門では、次の3つができるようになることを目指します。BIツールが何をする道具かを、表計算との違いとともに説明できること。自分の手元データをBIツールにつなぎ、ディメンションとメジャーを指定して1つのグラフを作成できること。そして複数のグラフを1枚のダッシュボードにまとめ、見る人の目的に沿って可視化できることです。覚えて帰る型は「つなぐ → 可視化する → 共有する」の3ステップ。全体を通して、月次の売上データ(日付・商品カテゴリ・売上金額の表)をBIツールにつなぎ、「月別の売上推移」と「商品カテゴリ別の構成比」を1枚のダッシュボードにして毎月見られる状態にする、という1つの場面を追いかけます。

最初に、この講座が扱う範囲をはっきりさせます。本講座は「BIツールでグラフを作り、ダッシュボードとして組み立て・更新し続ける操作」だけに絞ります。数字をどう読むか・何が言えるか(分析の進め方)はデータ分析入門、集計や可視化そのものをAIに任せて時短する方法はAIデータ分析入門、1枚のシート上での関数・ピボット・データ整形はスプレッドシート基礎入門が、それぞれの正本です。本講座はそこには踏み込まず、必要な場面で各講座へご案内します。

この講座のポイント

  • BIツールが何をする道具かを、表計算との違いとともに説明できる。
  • 自分の手元データをBIツールにつなぐ手順と、ディメンションとメジャーの違いを説明できる。
  • 見せたいこと(推移・内訳・比較)に合わせてグラフを選び、1つのグラフを作成できる。
  • 複数のグラフを1枚のダッシュボードにまとめ、見る人の目的に沿って可視化できる。

BIツールとは何か——表計算との違いと「つなぐ→可視化→共有」の流れ

この章のゴール

BIツールが何をする道具かを、表計算との違いとともに説明できる。

BIツールは「つないで・可視化して・共有する」専用ツール

BIツールは、組織全体でデータをつなぎ(接続し)、可視化し、共有するための統合ツールです(出典:BIツール公式ドキュメント)。使う流れも、まずデータに接続して整え、次にグラフやダッシュボードを作って可視化し、最後にそれを共有して一緒に見る、という順番で進みます(出典:BIツール公式ドキュメント)。つまり「つなぐ → 可視化する → 共有する」。この3ステップが、BIツールでやることのすべてであり、本講座の第2章・第3章・第4章がそれぞれこの3ステップに対応します。まずは全体像として、この3つの順番を頭に入れてください。

表計算は1枚で計算、BIは元データと見せ方を分ける

表計算とBIツールの一番大きな違いは、「元データ」と「見せ方」の関係です。表計算は、1枚のシートの上にデータを置き、そのデータを直接いじってグラフにします。データと見せ方が同じ1枚に乗っているので、データが変われば、グラフも自分で作り直すことになります。

これに対してBIツールは、元データ(データソース)と、見せ方(グラフやダッシュボード)をはっきり分けて持ちます。ダッシュボードに並ぶグラフは、元データから生成されるものとして組み立てられ、別々に作ったグラフを集めて1枚にまとめる構造になっています(出典:BIツール公式ドキュメント)。元データはそのまま置いておき、そこから「どう見せるか」だけを別に組み立てる——だから一度組んでしまえば、元データを差し替えたり追記したりするだけで、同じ画面が更新されます。

共通例で対比してみましょう。月次の売上データを毎月報告するとき、表計算では、増えた月のデータを貼り付け、グラフの範囲を広げ、見た目を整え直します。BIツールでは、元の売上データに来月分を追記する(または差し替える)だけ。グラフもダッシュボードも、元データの最新の状態を使って自動で更新されます(出典:BIツール公式ドキュメント)。この「データが変わると画面が自動で最新化される」点こそ、BIツールが毎月の作り直しを消してくれる正体です。

「BI=高機能なExcel」というつまずき

ここで多くの人がつまずくのが、「BIツール=ちょっと高機能なExcel」という思い込みです。この発想のまま使うと、1枚のシートにデータを直接書き込もうとしたり、グラフをその場で作って終わりにしたりして、結局また手作業に戻ってしまいます。BIツールの価値は計算の速さではなく、「更新に強い見せ方の置き場を一度作る」ことにあります。言い換えると、表計算は「今あるデータを1回見るための道具」、BIツールは「同じデータを毎回見続けるための道具」だと捉えると、使い分けが見えてきます。単発で1回だけ集計するなら表計算で十分ですが、毎月・毎週くり返し同じ数字を見るなら、最初にBIで組んでおくほど後がラクになります。

もう1つのつまずきは、分析の問いを立てる前に、いきなりツールから入ってしまうことです。「何のためにこの数字を見るのか」が決まっていないと、グラフを量産しても判断には使えません。何のために数字を見るのか・どんな問いを立てるのかという分析の目的設定そのものは、データ分析入門が正本です。本講座は、問いが決まったあと、それを「見え続ける画面」に組み立てる側を担当します。

この章の確認(演習)

いま自分が毎回手で作り直しているグラフや表を1つ挙げてください。そのうえで、その作業の手間が「①つなぐ(データを集める・読み込む)」「②可視化する(グラフを作る)」「③共有する(人に見せる・配る)」のどこで発生しているかを書き出してみましょう。手間の出どころが分かると、BIツールでどこを自動化すれば一番ラクになるかが見えてきます。

データをつなぐ——データソース・ディメンション・メジャー

この章のゴール

自分の手元データをBIツールにつなぐ手順と、ディメンションとメジャーの違いを説明できる。

BIはまずデータソース(元データの置き場所)を読み込む

「つなぐ → 可視化する → 共有する」の最初のステップが、データをつなぐことです。グラフを作る前に、まずBIツールを元データ(データソース)に接続する必要があります(出典:BIツール公式ドキュメント)。データソースとは元データの置き場所のこと。手元の表計算ファイルやCSVファイルのように、自分のコンピューターにあるファイルから、サーバー上のデータベースまで、幅広い場所のデータを読み込めます(出典:BIツール公式ドキュメント)。共通例なら、日付・商品カテゴリ・売上金額の3列が並んだ月次の売上表が、つなぐ相手のデータソースです。

列は2種類——ディメンション(切り口)とメジャー(数値)

データを読み込むと、その列は大きく2種類に分かれます。ここが、表計算の感覚から切り替わる一番のポイントです。

1つはディメンション。これは「で分けて見る」切り口・分類にあたる列です。日付、商品カテゴリ、地域、担当者名のように、定性的な値(名前・日付・地理的なデータなど)が入り、データを分類・グループ分けするのに使います。ディメンションそのものは合計したり平均したりしません(出典:BIツール公式ドキュメント)。

もう1つはメジャー。これは「合計したり平均したりする」数値の列です。売上金額、件数、利益のように、測定できる数値(定量的な値)が入り、集計されます(出典:BIツール公式ドキュメント)。共通例で言えば、「日付」と「商品カテゴリ」はディメンション(切り口)、「売上金額」はメジャー(集計される数値)です。グラフは、この「切り口(ディメンション)」と「数値(メジャー)」の組み合わせで作っていきます。

なぜこの2つを分けて捉えるのかというと、どちらか一方だけでは意味のある画面にならないからです。「売上金額の合計は1,200(例)」という数値(メジャー)だけを見せられても、それが何の合計なのか分かりません。「商品カテゴリ」という切り口(ディメンション)と組み合わせて初めて、「カテゴリAは500、カテゴリBは400……(例)」という読める形になります。逆に、切り口だけ並べても数値がなければ何も比べられません。だからBIツールでは、最初の段階で各列が「分けて見る切り口」なのか「集計する数値」なのかをはっきりさせておくことが、その後のグラフ作りをスムーズにします。

型の確認を飛ばすと合計も時系列も崩れる

BIツールは、読み込んだ列が数値か、文字か、日付かを見て、ディメンションかメジャーかを自動で振り分けます。加算や平均ができる数値はメジャーとして、数値以外(文字や日付)はディメンションとして扱われます(出典:BIツール公式ドキュメント)。ここで起きやすいつまずきが、列の「型」の取り違えです。

たとえば、売上金額が数値ではなく文字列として読み込まれると、合計できません。日付がただの文字として読み込まれると、時系列に正しく並びません。だからつないだ直後に、金額が数値として、日付が日付として認識されているかを確認する一手間が要ります。もし役割が違っていても、後から正しい役割へ変換して直せます(出典:BIツール公式ドキュメント)。読み込む前の段階、つまり1枚のシート上で関数やピボットを使ってデータを整える作業そのものは、スプレッドシート基礎入門が正本です。本講座は、整ったデータをBIに「つなぎ、ディメンションとメジャーに仕分ける」ところを担当します。

手順としてまとめると、こうです。①データソース(手元の売上ファイルなど)を指定して読み込む。②各列の役割(ディメンションかメジャーか)を確認・指定する。③日付・金額が正しい型で認識されているかを確かめる。この3つを押さえれば、つなぐステップは完了です。

この章の確認(演習)

自分の手元データ(または共通例の売上表)を用意し、各列を「ディメンション(切り口・分類)」か「メジャー(集計する数値)」かに仕分けて、一覧にしてみてください。そのうえで、数値の列が数値として、日付の列が日付として読み込まれているかを点検します。この仕分けと型の確認が、次のグラフ作りの土台になります。

グラフで可視化する——見せたいことに合うグラフを選ぶ

この章のゴール

見せたいこと(推移・内訳・比較)に合わせてグラフを選び、1つのグラフを作成できる。

可視化は「とりあえずグラフ化」ではなく目的に種類を合わせる

「つなぐ」ができたら、次は「可視化する」ステップです。可視化のコツは、いきなりグラフを作り始めないこと。先に「このグラフで言いたいことは何か」を1文で決めます。言いたいことが「時間とともにどう動いたか(推移)」なのか、「全体の中での割合(内訳・構成比)」なのか、「項目どうしの大小(比較)」なのか。これが決まると、使うべきグラフの種類はほぼ決まります。グラフは見た目で選ぶものではなく、見せたい目的に種類を合わせるものです。

ここを飛ばして「とりあえず棒グラフ」「見栄えがいいから円グラフ」と見た目から入ると、伝わらない画面ができあがります。たとえば月ごとの動き(推移)を円グラフにしても、時間の流れは表現できません。逆に、全体に占める割合(内訳)を折れ線で描いても、構成比は読み取れません。だから最初に1文、「この画面で何を言いたいか」を決める。この一手間が、可視化の質をいちばん大きく左右します。

推移は折れ線、内訳は円・帯、比較は棒——基本の対応

目的とグラフ種類の基本の対応は、次の3つです。

時間の流れ(推移)を見せたいなら、折れ線グラフ。折れ線グラフは、時間の経過に伴う傾向やパターンを表示するのに最適で、連続したデータでうまく動きます(出典:BIツール公式ドキュメント)。共通例の「月別の売上推移」は、まさにこれにあたります。月ごとに上がっているのか・下がっているのか、季節で波があるのか——そうした「動きの形」は、点と点を線でつなぐ折れ線がもっとも読み取りやすいからです。

項目どうしの大小(比較)を見せたいなら、棒グラフ。横棒・縦棒グラフは、さまざまなカテゴリの値を比較するための標準です。時間に沿った比較には縦棒を、項目名が長いときには横棒を使うのが基本です(出典:BIツール公式ドキュメント)。

全体の中での割合(内訳・構成比)を見せたいなら、円グラフ(やドーナツグラフ・帯グラフ)。円・ドーナツグラフは部分と全体の関係を示すもので、項目(カテゴリ)の数が少ないときに使います(出典:BIツール公式ドキュメント)。共通例の「商品カテゴリ別の構成比」は、項目が少なければ円、項目が多めなら棒でも表せます。なお、項目を詰め込みすぎた円グラフは読みにくくなるので、その場合は棒グラフに切り替えると比較しやすくなります。

ディメンション(軸)とメジャー(値)を組み合わせて1グラフにする

具体的な作り方は、第2章で仕分けた「ディメンション」と「メジャー」をそのまま使います。1つのグラフは、ディメンション(切り口)を軸に、メジャー(数値)を値に置くことで出来上がります。共通例の「月別の売上推移」なら、日付(ディメンション)を軸に、売上金額(メジャー)を値に置いた折れ線グラフ。「商品カテゴリ別の構成比」なら、商品カテゴリ(ディメンション)を切り口に、売上金額(メジャー)を値に置いた円(または棒)グラフです。

手順にすると、①このグラフで言いたいこと(推移か・内訳か・比較か)を1文で決める。②それに合うグラフ種類を選ぶ。③ディメンションを軸に、メジャーを値に置く。④集計の単位(合計か平均か)を確認する。この①〜④の順番を守ると、「とりあえずグラフ化」から抜け出せます。できあがったグラフから「結局、何が言えるのか」を読み取る進め方はデータ分析入門へ、集計やグラフ化そのものをAIに任せて時短する方法はAIデータ分析入門へ進んでください。

この章の確認(演習)

共通例の売上データから「月別の売上推移」のグラフを1つ作るつもりで、上の①〜④に沿って手順を書き出してみてください。①このグラフで言いたいことは何か、②だからどのグラフ種類か、③軸に置くディメンションと値に置くメジャーは何か、④合計か平均か。文字に書き出すことで、グラフを「目的から選ぶ」感覚が身につきます。

ダッシュボードにまとめて共有する——見る人の目的で1枚に並べる

この章のゴール

複数のグラフを1枚のダッシュボードにまとめ、見る人の目的に沿って可視化できる。

ダッシュボードは複数グラフを1枚にまとめ一目で状況をつかむ画面

最後のステップは「共有する」。その器になるのがダッシュボードです。ダッシュボードとは、複数のグラフ(ビュー)を1枚のページにまとめ、最も重要な数字を一目でつかむための画面です(出典:BIツール公式ドキュメント)。1枚に集約されているからこそ、別々のグラフを開いて回らなくても、開いた瞬間に全体の状況が見渡せます。共通例なら、第3章で作った「月別の売上推移(折れ線)」と「商品カテゴリ別の構成比(円・棒)」を、1枚のダッシュボードに並べる形です。

全体→内訳の順に置き、詰め込みすぎない

並べ方には、最小限のコツがあります。1つは、最も重要なグラフを画面の左上に置くこと。多くの人は画面の左上から見始めるため、一番伝えたいビューを左上隅に配置すると、見る人がすぐ要点をつかめます(出典:BIツール公式ドキュメント)。共通例なら、まず全体の動きが分かる「月別の売上推移」を左上に、その内訳である「商品カテゴリ別の構成比」を続けて置く、という順番です。

もう1つは、詰め込みすぎないこと。1枚に並べるグラフは2〜3つに絞るのが基本です。数を増やしすぎると、視覚的な分かりやすさや全体像の見通しが失われます(出典:BIツール公式ドキュメント)。「何を見る画面か」がぼやけたら、グラフを減らすか、別のダッシュボードに分けます。なお、グラフの並べ方・視線の流れ・グループ化といった「見せ方の設計」そのものを本格的に学びたい場合は、最も隣接するダッシュボード作成入門が正本です。本講座はBIツールでの組み立て・更新の操作に絞り、設計の作法はそちらへご案内します。また、そもそも「どの指標(KPI)をダッシュボードに載せるか」の選び方はKPI入門が正本で、本講座は選ばれた指標を可視化する側を担当します。

元データ更新で全グラフが自動最新化されるのがBIの本丸

ダッシュボードを組んだら、必ず確認したいことが1つあります。それは「元データを更新したとき、ダッシュボードの全グラフが自動で最新化されるか」です。BIツールのダッシュボードは静止画ではなく、元になっているデータが変わるとグラフが更新されます(出典:BIツール公式ドキュメント)。共通例で言えば、来月の売上データを元の表に追記するだけで、推移の折れ線も構成比の円も、同じダッシュボードを開くだけで最新の数字に変わる——この状態を作れて初めて、毎月の作り直しが消えます。逆にここを確認しないと、せっかくBIで組んでも、また手で貼り直す癖に戻ってしまいます。

仕上げに、作ったダッシュボードを同僚が見られるよう共有します。共有してしまえば、見る側は同じダッシュボードを開くだけで、いつでも最新の数字を確認できます。報告のたびにあなたがグラフを作り直して資料を配る必要がなくなり、「画面を見てください」で済むようになるのが、共有の効果です。手順としては、①見る人と目的を決める(誰が・何を知りたい画面か)、②全体→内訳の順にグラフを配置する、③元データを更新して全グラフが自動反映されるか1回試す、④閲覧できるよう共有する。この4つで、「つなぐ → 可視化する → 共有する」が1周します。最初の1枚を組むまでは少し手間に感じますが、組んでしまえば、あとは元データを更新するだけ。これが「作り直すのではなく、一度組んで更新するだけにする」という、本講座の背骨そのものです。

この章の確認(演習)

共通例の2つのグラフ(月別の売上推移、商品カテゴリ別の構成比)を1枚に並べる構成を、設計図として書き出してください。誰向けの画面か、どちらを左上に置くか、なぜその順かを言葉にします。そのうえで、元データに来月分を追記したら全グラフが自動で最新化される状態になっているかを点検し、なっていなければどこを直すかを書き出しましょう。

まとめ

BIツールは、「つなぐ → 可視化する → 共有する」の3ステップで、毎月の作り直しを一度の設定に変える道具です。データソースを読み込み、列をディメンション(切り口)とメジャー(数値)に仕分け、見せたい目的に合うグラフ(推移は折れ線、内訳は円、比較は棒)を作り、それを1枚のダッシュボードにまとめる。元データを更新すれば同じ画面が自動で最新化される——だから、作り直すのではなく、一度組んで更新するだけにできます。「BI=すごいExcel」ではなく、「更新に強い見せ方の置き場」を作るのがBIツールだ、と覚えて帰ってください。

明日の一歩は、いま手作業で作り直している報告グラフを1つ選び、その元データを「日付・分類・数値」の列に整えて、BIツールで「つなぐ → 1つグラフを作る」までを試すことです。1つできれば、ダッシュボードにまとめるのは同じことの繰り返しです。そして、可視化できた数字を「どう読むか・何が言えるか」へ進みたくなったら、次はデータ分析入門へ。可視化はゴールではなく、判断のための入口です。

本講座の特典として、「つなぐ → 可視化 → 共有」の3ステップを点検できる「BIダッシュボード設計チェックリスト」をご用意しています。チェックリストの入手案内と、データ可視化・DXの実務に役立つ情報のお届けは、メルマガ登録からどうぞ。

よくある質問

BIツールと表計算ソフトは何が違うのですか

表計算は1枚のシートでデータを直接計算しますが、BIツールは元データと見せ方を分け、元データを更新すると同じ画面が自動で最新化されます。

ディメンションとメジャーはどう見分ければいいですか

「で分けて見る」切り口(日付・商品カテゴリなど)がディメンション、「合計・平均する」数値(売上金額など)がメジャーです。集計する列かどうかで見分けます。

月別の売上推移にはどのグラフを使えばよいですか

時間の流れを見せる推移には折れ線グラフが向いています。内訳・構成比は円、項目どうしの比較は棒、と目的に種類を合わせて選びます。

ダッシュボードに載せるグラフは何個が適切ですか

1枚あたり2〜3つに絞るのが基本です。多すぎると何を見る画面か分からなくなるため、重要なグラフを左上に置き、それ以外は別の画面に分けます。

監修
マナビズ編集部

マナビズ(Manabiz)編集部。AIを活用した原稿制作に加え、人間によるレビューで品質を担保しています。 編集ポリシー

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