Q.
企業がインフルエンサーや一般ユーザーに報酬や商品提供を行ったうえで投稿を依頼する場合、近年の広告表示の考え方として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。企業が報酬や商品提供と引き換えに投稿を依頼した場合、その投稿は中立な感想ではなく広告としての性質を帯びます。消費者が判断を誤らないよう、関係性(提供を受けている旨)を分かる形で明示することが望ましいとされています。「関係があるなら隠さず示す」が原則です。
ポイント
論点は、投稿が中立な口コミなのか、企業との関係に基づく広告なのか、を消費者が見分けられるかどうかです。関係を隠して中立を装うと、消費者の誤認につながります。提供の有無を明示することが、健全なUGC・タイアップの前提です。
ワンポイントアドバイス
依頼投稿をお願いするときは、提供関係が分かる表記を投稿者に依頼しましょう。関係を明示しても、内容が率直であれば信頼は損なわれません。むしろ隠して後から露見する方がダメージは大きいので、最初から明示するのが効果的です。
解説詳細
なぜBが正解か
報酬や商品提供を受けて行う投稿は、利害関係のない第三者の率直な感想とは性質が異なります。消費者がそれを中立な口コミと誤認しないよう、企業との関係性を分かる形で示すことが望ましいとされています。関係の明示は消費者の正しい判断を助けるものであり、Bの考え方が適切です。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aは関係を隠すほど信頼されるという主張ですが、隠して中立を装うことこそ誤認を招き不適切です。Cは商品提供なら示す必要がないとしますが、金銭でなくても提供という関係がある以上、明示の対象になります。Dは依頼投稿が企業の所有物になるとしますが、所有や表示の要否は別問題で、関係の明示が不要になる根拠にはなりません。