Q.
給与に関する「源泉徴収」の仕組みの説明として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はCです。源泉徴収とは、給与などを支払う会社が、支払いの際にあらかじめ所得税相当額を差し引いて、本人に代わって国に納める仕組みです。給与明細で天引きされている所得税がこれにあたります。本人が直接納めに行くのではなく、支払者が代行する点が特徴です。
ポイント
ここで押さえるのは、源泉徴収が「支払者が税を天引きして代わりに納める」前払いの仕組みである点です。受け取る側ではなく、支払う側が納付を担います。さらに、天引き額は概算なので、後で年末調整や確定申告によって精算される、という続きも重要です。
ワンポイントアドバイス
給与明細の「所得税」の天引きを見たら、それが源泉徴収だと意識してみましょう。会社が自分の代わりに前払いしてくれている税です。前払いである以上、後で年末調整による精算がある、とセットで覚えておくと、12月の調整の意味も理解しやすくなります。
解説詳細
源泉徴収の仕組み
源泉徴収とは、給与や報酬などを支払う側が、その支払いの際にあらかじめ所得税相当額を差し引き、受け取る本人に代わって国に納める仕組みです。会社員の給与から毎月天引きされている所得税がこれにあたります。受け取る人が自分で納めに行く手間を省き、税を確実に集めるための仕組みです。
他の選択肢が誤りである理由
Aの「従業員が自分で納めに行く」は源泉徴収ではなく、自分で納付する場合の説明です。Bの「国が後から通知して納めさせる」は賦課課税方式に近く、支払時に差し引く源泉徴収とは仕組みが異なります。Dの「買い物のときに消費税を払う」は消費税の場面であり、給与にかかる所得税の源泉徴収とは別の話です。