ロープレで役割を分担する際、「観察役(オブザーバー)」が担うべき行動として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。観察役は会話には加わらず、営業役と顧客役のやり取りを冷静に観察し、具体的な言動を記録します。終了後に、良かった点と改善点を事実にもとづいて共有するのが役割です。途中で割り込んだり、自分が演じたりすると、観察という本来の機能が果たせなくなります。
ポイント
この問題の核心は、観察役の価値が「介入しないこと」にある点です。演じている当人は自分の言動を客観的に見られません。第三者が口を挟まずに記録するからこそ、本人が気づけなかった癖や良い行動を、後で具体的に返せます。途中介入は観察の連続性を壊します。
ワンポイントアドバイス
観察役を任されたら、メモを「良かった言動」と「次に直す言動」の2列に分けて記録してみましょう。その場の感想ではなく、「〇分ごろ、△△と言った」のように事実を書くのがコツです。終了後にこのメモがあれば、印象論ではなく具体的な行動を根拠にフィードバックでき、振り返りが一気に濃くなります。
解説詳細
なぜDが正解か
ロープレでは、営業役・顧客役・観察役の三者で分担するのが基本形です。観察役は会話に加わらず、誰がどの場面で何を言い、どう振る舞ったかを記録します。途中で口を挟まないことで、商談の流れを最後まで通して観察でき、本人が気づけない癖や良い行動を後でまとめて共有できます。口を挟まず観察に徹し、良かった点と改善点を記録して共有するDが、観察役の役割を正しく表しています。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「途中で割り込んで直す」は、商談の流れを途切れさせ、本番に近い練習という前提を崩します。Bの「自分が手本を実演する」は、それ自体は別の練習になりえますが、観察役の役割ではなく、演じる側に回ってしまっています。Cの「顧客役として会話に加わる」は、観察役ではなく顧客役の仕事であり、観察と記録という機能が抜け落ちます。観察役は「介入せず、事実を記録し、後で返す」に徹することが大切です。