マーケティング
値決め/価格設定問題集
Q.
「需要の価格弾力性」の意味として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。需要の価格弾力性とは、価格が変化したときに需要量がどれだけ反応して変化するかを表す感応度です。価格を1%変えたときの需要量の変化率(絶対値)で測ります。弾力性が大きいほど価格変化に需要が敏感に反応し、小さいほど鈍く反応します。
ポイント
弾力性は「価格→需要量」の感応度を測る物差しです。値下げ・値上げが売上にどう響くかを判断する土台になります。弾力性が1より大きいか小さいかで、値下げが得か損かの方向が変わる、という続きにつながる基礎概念です。
ワンポイントアドバイス
自社商品の弾力性を、過去の値上げ・値下げ時に数量がどれだけ動いたかから推し量ってみましょう。価格を動かしても数量があまり変わらない商品は、値上げの余地があるサインです。弾力性の感覚を持つと、価格変更の影響を事前に読めるようになります。
解説詳細
なぜDが正解か
需要の価格弾力性は、価格の変化に対して需要量がどれだけ反応するかを表す指標で、「需要量の変化率 ÷ 価格の変化率」の絶対値で定義されます。価格を動かしたときに需要が大きく動けば弾力的、ほとんど動かなければ非弾力的です。Dはこの感応度という意味を正しく表しています。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aは「値上げで必ず売上総額が増える」としていますが、弾力的な商品では値上げで需要が大きく減り売上が下がることもあるため誤りです。Bは原価率の説明で、弾力性とは無関係です。Cは競合の追随速度の話で、これも需要量の価格感応度を表す弾力性の定義ではありません。