Q.
直接材料費の標準消費量が48kg、実際消費量が50kg、標準単価が1kgあたり100円のとき、数量差異はいくらか。
解説まとめ
正解はDです。数量差異は(標準消費量 − 実際消費量)×標準単価で計算し、(48−50)×100=−200円となるからです。マイナスは実際消費量が標準を上回ったことを意味し、200円の不利差異です。数量差異では単価に標準単価を使う点がポイントです。
ポイント
この問題の核心は「数量差異 = (標準消費量 − 実際消費量) × 標準単価」という分解式です。数量差異の単価には実際単価ではなく標準単価を用いることが、価格差異との重要な違いです。実際を多く使えば不利、少なく使えれば有利になります。
ワンポイントアドバイス
数量差異が不利に出たら、材料のロスや不良、作業のやり直しが増えていないかを現場で確認してみましょう。数量のムダは作業標準や設備の見直しで減らせることが多く、原価低減に直結します。
解説詳細
なぜDが正解か
直接材料費の数量差異は、消費量のずれが原価に与えた影響で、(標準消費量 − 実際消費量)×標準単価で求めます。本問では(48−50)×100=−200円です。実際に2kg多く使ったため、標準単価100円換算で200円多くかかった不利差異となり、Dが正解です。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aは符号を逆にとった誤りで、多く使った以上、有利にはなりません。Bの500円は価格差異の例の数値です。Cの4,800円は標準消費量48に標準単価100を掛けた標準原価そのもので、差異の額ではありません。正しくは200円の不利差異であるDです。