マーケティング
メールマーケティング問題集
Q.
メールの「クリック率(CTR, Click-Through Rate)」の標準的な計算式として最も適切なものはどれですか。
解説まとめ
正解はAです。クリック率(CTR)は「クリック数 ÷ 到達数」で求めます。開封率と同じく分母は届いた数(到達数)です。分母を開封数にするとCTORという別指標になり、送信総数にすると届かなかった分が分母に混ざってしまいます。
ポイント
CTRとCTORの違いは分母にあります。CTR の分母は「届いた数(到達数)」、CTOR の分母は「開封した数」です。この2つを混同すると、メール本文の訴求力(CTOR)とリスト全体への効き(CTR)を取り違えて判断してしまう点がつまずきどころです。
ワンポイントアドバイス
レポートで「クリック率」と書かれていたら、分母が到達数か開封数かを必ず確かめてみましょう。両方を併記して見ると、「届いた人の中で押されたか(CTR)」と「開いた人の中で押されたか(CTOR)」を切り分けて改善点を特定できます。
解説詳細
なぜAが正解か
CTR は「配信が成功した(届いた)メールのうち、リンクがクリックされた割合」を表す指標で、分子はクリック数、分母は到達数です。開封率と同じ分母をとることで、開封率→CTR を同じ母数で比較でき、ファネル分析がしやすくなります。
なぜ他の選択肢が誤りか
Bの「クリック数÷開封数」は CTOR であり、開封した人に絞った訴求力を見る別指標です。Cの「クリック数÷コンバージョン数」は分母にコンバージョンを置く意味のない式です。Dは分母に未達分(バウンス)を含む送信総数を使っており、届かなかったメールまで母数に入るため CTR の定義から外れます。