Q.
信用調査で重視する「定性情報」にあたるものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。定性情報とは、数値で表しにくい情報を指し、経営者の資質や事業への姿勢、業歴、業界での評判などが含まれます。支払う力(能力)だけでなく、約束を守ろうとする支払意思や事業の継続性を読み取るために用います。
ポイント
定性情報は「数字に表れない信用」を見る視点です。財務が良くても経営者の姿勢に不安があれば回収リスクは残ります。能力(定量)と意思・継続性(定性)の両面で相手を見る、という考え方を押さえましょう。
ワンポイントアドバイス
取引先を訪問したら、整理整頓や従業員の様子、経営者の受け答えなど、数字に出ない情報も意識して観察してみましょう。現場の空気は定性情報の宝庫です。決算書と現場の両方から相手を捉える習慣が、判断の精度を高めます。
解説詳細
なぜDが正解か
定性情報は、経営者の資質や事業への姿勢、業歴、評判など、数値化しにくい情報です。これらは支払意思や事業の安定性を推し量る手掛かりになります。Dはまさにこの定性情報に該当します。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの流動比率、Bの売上高の推移、Cの資本金の額は、いずれも数値で確認できる定量情報です。数字で客観的に比較できるこれらは定量に分類されるため、定性情報を問う本問では誤りとなります。