問題 1 / 20
→
Q.
製造原価を費目別に分類したときの、基本となる3つの区分の組み合わせとして正しいものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。製品を作るためにかかった製造原価は、まず費目別に材料費・労務費・経費の3つに分類します。材料費は物(モノ)の消費、労務費は労働力(ヒト)の消費、経費はそれ以外の消費です。これが原価計算の出発点になる基本の区分です。
ポイント
この問題が問うのは「製造原価を何で3つに分けるか」という最初の物差しです。分類の軸は「何を消費して発生した原価か」であり、モノ・ヒト・それ以外という消費の対象で切り分けます。費目別分類はすべての原価計算の入口になるので、3つの名称を確実に押さえましょう。
ワンポイントアドバイス
自社で「これは原価だ」と感じる支出を一つ思い浮かべ、それが材料費・労務費・経費のどれにあたるかを言ってみましょう。最初は工場の電気代や工員の給料など、身近な例で振り分ける練習が効果的です。3費目に当てはめる癖がつくと、原価の全体像がぐっと見えやすくなります。
解説詳細
製造原価の費目別分類とは
製造原価は、製品を作るために消費した資源を、消費した対象ごとに整理します。物品を消費すれば材料費、労働力を消費すれば労務費、それ以外(設備・サービスなど)を消費すれば経費です。この3区分を費目別分類と呼び、原価を集計する一番最初のステップになります。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aの売上原価・販売費・一般管理費は損益計算書上の費用区分であって、製造原価そのものの費目別分類ではありません。Cの固定費・変動費は操業度との関係で原価を分ける別の見方で、費目別分類とは軸が異なります。Dの直接費・間接費は製品との関連による分類で、これは費目別分類の「次の段階」で重ねる区分です。いずれも分類の軸が問われているものとずれています。