Q.
読み手に伝わりやすい提案書の構成として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はCです。提案書は、相手の課題と提案の結論(要旨)を先に示し、その根拠や詳細を後に置く「結論先出し」の構成が伝わりやすいからです。自社紹介や価格表、技術詳細から始めると、相手は何の話かをつかめないまま読み進めることになります。
ポイント
この設問の核心は、読み手が最初に知りたいのは「私の課題に対する結論」だという点です。課題と結論を冒頭に置けば、以降の詳細を結論の根拠として読んでもらえます。自社の言いたい順に並べてしまうのが、つまずきやすいところです。
ワンポイントアドバイス
提案書の1ページ目に、相手の課題と「私たちはこう解決します」という結論を1行ずつ置いてみましょう。冒頭で全体像が見えると、相手の集中力が続きます。次の提案書で、表紙の次に要旨ページを一枚足してみるのが効果的です。
解説詳細
結論先出しが効く理由
意思決定者は多忙で、提案書を最後まで均等に読むとは限りません。冒頭で課題と結論を示せば、最も伝えたい要点が確実に届き、以降の詳細はその根拠として読まれます。話の地図を最初に渡すことで、読み手の理解が安定します。
なぜ他の選択肢が誤りなのか
Aの「沿革と全製品の紹介から始める」は自社目線で、相手の課題に届くまで時間がかかります。Bの「価格表を最初に出す」は、価値が伝わる前に価格だけが印象に残ります。Dの「専門用語と技術詳細から始める」は、相手が全体像をつかめず、読む負担が大きくなります。いずれも結論先出しの逆です。