Q.
ESGの「G(ガバナンス)」に分類される論点として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。G(ガバナンス)に該当するのは、取締役会の構成や独立性、役員報酬の決定プロセス、内部統制、コンプライアンス、株主の権利など、企業統治の仕組みに関わる論点です。廃棄物や生物多様性はE、育児・介護休業はSに分類されます。「会社をどう統治するか」がGの目印です。
ポイント
G(ガバナンス)の核心は「企業をどのように律し、意思決定するか」という統治の仕組みです。取締役会・役員報酬・内部統制・コンプライアンスがキーワードになります。環境(自然)や社会(人)の話と区別することが、3要素分類の総仕上げです。
ワンポイントアドバイス
取り組みを見たら、「これは会社の統治や意思決定の仕組みの話か」を確かめてみましょう。取締役会・報酬・監督・チェック体制といった言葉が出てきたらGと判断できます。E・S・Gのうちどれかを答える練習を繰り返すと、分類の精度が上がります。
解説詳細
なぜDが正解か
G(Governance)は、企業をどのように統治し、健全な意思決定と監督を確保するかに関する観点です。取締役会の構成や独立社外取締役の比率、役員報酬の決定プロセス、内部統制やリスク管理、コンプライアンス、株主の権利などが代表的な論点になります。Dはこれらの企業統治のテーマを示しているため、正解です。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「製品ライフサイクルでの廃棄物削減」とBの「生物多様性の保全」は、自然環境に関わるためE(環境)の論点です。Cの「育児・介護休業制度の充実」は従業員という人に関わるためS(社会)の論点です。これらは統治の仕組みではないので誤りです。会社をどう律し意思決定するかという視点で見れば、Dがガバナンスに該当すると分かります。