Q.
次の文のうち、要約で最後まで残すべき「主張(結論)」に当たるものはどれか。「当社の新サービスは初心者向けだ。なぜなら操作が3手順だけで、専門用語も使っていないからだ。例えば登録は名前とメールだけで済む。」
解説まとめ
正解はBです。「初心者向けだ」が書き手の主張(結論)で、残りはそれを支える根拠と具体例です。要約では主張を中心に残し、根拠や例は目的に応じて削れます。主張を見分ける手掛かりは「結局この文章は何を言いたいのか」を問うことです。
ポイント
文章は「主張」と、それを支える「根拠」「具体例」に分けられます。要約でまず確保すべきは主張で、根拠・例は字数に応じて足し引きするという順番が核心です。具体的で目を引く例ほど残したくなりますが、それは主張ではない点がつまずきどころです。
ワンポイントアドバイス
各文に「これは主張か、根拠か、例か」とラベルを付けてみましょう。「なぜなら」「例えば」の後ろは、たいてい根拠か具体例です。主張を1つ決めてから、字数に余裕がある分だけ根拠を足す、という順で組み立てるのが効果的です。
解説詳細
主張・根拠・具体例の区別
この文章は「初心者向けだ」という主張を、「3手順で専門用語がない」という根拠と、「登録は名前とメールだけ」という具体例で支えています。要約で真っ先に確保すべきは、書き手が言いたい結論であるBの主張です。
なぜ他の選択肢が誤りなのか
Aは「なぜなら」に続く根拠で、主張を支える側の情報です。Cは「例えば」に続く具体例で、根拠をさらに分かりやすくする補足にすぎません。Dの接続の言葉そのものは、文と文の関係を示す目印であって、残すべき内容ではありません。AとCは削っても主張は伝わりますが、Bを削ると何を言いたい文章か分からなくなります。