自社が内定(オファー)を出した候補者が、他社の選考も並行して受けており、入社を迷っている様子だと分かった。辞退を防ぐための対応として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。内定後の候補者は、条件や仕事内容に不安を抱えたり、他社と比較したりして迷うものです。そこで、オファー面談などの場を設けて、給与・仕事内容・キャリアなどの疑問や不安にていねいに答え、入社後のイメージを持ってもらうフォローが効果的です。放置せず、かといって追い詰めず、不安を解消して意思を固めてもらうのが、辞退を防ぐ基本です。
ポイント
内定後フォローの核は「不安を解消し、入社後をイメージしてもらう」ことです。放置(A)は迷いを他社に持っていかれ、脅し(B)や条件を人質にする対応(C)は候補者体験を損ね、かえって辞退を招きます。「迫る・放置する」ではなく「寄り添って不安を取り除く」のが、内定者フォローの正解だと押さえましょう。
ワンポイントアドバイス
内定を出したら、それで終わりにせず、候補者が何に迷っているかを聞ける場を用意しましょう。配属予定の先輩と話せる機会を作る、よくある不安にあらかじめ答えるなど、入社後の姿を具体的に想像してもらう工夫が効果的です。期限を一方的に切るより、候補者の不安に向き合う姿勢が、結果として辞退を減らします。
解説詳細
内定後は「不安を解消するフォロー」が要
内定(オファー)を出した候補者は、給与や仕事内容への不安を抱えたり、並行して受けている他社と比較したりして、入社を迷うことがよくあります。このとき有効なのは、オファー面談などの場を設けて、条件や仕事内容についての疑問・不安にていねいに答え、入社後のイメージを持ってもらうようフォローすることです。これが選択肢Dであり、正解です。候補者は内定後も迷い続けるものだという前提に立ち、放置せず、しかし追い詰めず、不安を解消して入社意思を固めてもらうのが基本的な考え方です。
なぜ他の選択肢は誤りか
選択肢Aの「一切連絡せず判断を待つ」は、放置にあたります。迷っている候補者を放っておけば、その間に他社で話が決まったり、不安が解消されないまま辞退されたりしやすくなります。フォローの機会を自ら手放す対応です。
選択肢Bの「即決を強く迫り、遅れたら内定取り消しと伝える」は、候補者を脅す対応であり、候補者体験を著しく損ねます。追い詰められた候補者は、かえって不信感を抱いて辞退しやすくなります。
選択肢Cの「他社を辞退するまで条件の話を一切しない」は、条件提示を人質にとるような対応で、候補者の不安を解消するどころか増幅させます。これも辞退を招きやすい対応です。したがって、不安を解消し入社後をイメージしてもらう選択肢Dが正解です。