採用における「母集団形成」とは何を指すか。
解説まとめ
正解はCです。母集団形成とは、募集ポジションに応募・接触してくる候補者の集団(母集団)をつくる活動です。求人広告・スカウト・社員紹介・自社採用ページなど、さまざまなチャネルで候補者を集める段階を指します。母集団の量と質が、その後の書類選考や面接という選考全体の前提になります。
ポイント
母集団形成は「候補者を集める入口の段階」だ、という点が核心です。入社前研修(A)・面接官チーム編成(B)・予算化(D)は採用に関わる活動ですが、候補者集団をつくることそのものではありません。母集団は選考のいちばん手前にある、と位置づけを押さえましょう。
ワンポイントアドバイス
応募が思うように集まらないときは、いきなり選考基準を緩めるのではなく、まず母集団形成のチャネルを見直してみましょう。求人媒体だけに頼っていないか、スカウトや社員紹介を使えないか、求人原稿の内容が要件と合っているか。入口を広げる工夫が、選考の質を保ったまま候補者を増やすことにつながります。
解説詳細
母集団形成は選考の「入口」をつくる活動
母集団形成とは、募集しているポジションに応募・接触してくる候補者の集団をつくる活動を指します。求人広告を出す、スカウトを送る、社員に知人を紹介してもらう、自社の採用ページで募集するなど、さまざまな方法で候補者を集める段階です。この説明が選択肢Cであり、正解です。
母集団は、選考プロセスのいちばん手前に位置します。ここで集まった候補者の量と質が、その後の書類選考・面接の前提を決めます。母集団が小さすぎたり、要件と合わない人ばかりだったりすると、いくら選考を工夫しても良い採用にはつながりません。
なぜ他の選択肢は誤りか
選択肢Aの「入社前研修」は、内定を出したあとの段階の活動です。母集団形成は候補者を集める入口であり、研修とは時期も目的も異なります。
選択肢Bの「面接官チームの組成」は、選考を運営する側の準備であって、候補者の集団をつくることではありません。
選択肢Dの「採用費用の予算化」は、母集団形成のためにいくら使うかを決める前段の話ではありますが、予算を組むこと自体が母集団形成ではありません。母集団形成は、あくまで候補者の集団をつくる活動そのものを指すので、選択肢Cが正解です。