Q.
「しかし」「だが」といった接続語が文と文の間にあるとき、後ろの文について読み取れることとして最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は A です。「しかし」「だが」は逆接の接続語で、後ろには前の文とは逆の内容や対立する内容が続きます。逆接の後ろには筆者の本当に言いたいことが置かれやすいので、ここは読みの大事な目印になります。接続語の種類を見れば、次に何が来るかをある程度予想できます。
ポイント
この問題の核心は「接続語が文と文の関係を示す道しるべになる」点です。逆接(しかし・だが)の後ろは前と逆の主張、というルールを押さえれば、くり返し(B)や具体例(C)、話の終わり(D)と区別できます。接続語は読みの羅針盤だと考えましょう。
ワンポイントアドバイス
文章を読むときは、接続語に丸をつけながら進めてみましょう。「しかし」が出てきたら、その後ろを「ここが本題かもしれない」と意識して読むと、筆者の主張を取りこぼしにくくなります。接続語に反応する読み方が、論理を追う力を育てます。
解説詳細
逆接は「前と逆」の合図
「しかし」「だが」「ところが」などの逆接の接続語は、前の文と後ろの文が逆向き・対立の関係にあることを示します。前で一般論や予想を述べ、逆接でそれをひっくり返して本当の主張を置く、という流れは説明文でよく使われます。そのため逆接の後ろは特に注意して読む価値があり、正解はAです。
ほかの選択肢が誤りである理由
Bの「同じ内容のくり返し」は「つまり」「要するに」などの言いかえの接続語が示すもので、逆接ではありません。Cの「具体例が続く」は「たとえば」が示す関係で、これも逆接とは別です。Dの「話題が完全に終わる」は接続語の働きではなく、逆接はむしろ話を続けて転換させます。よって正解はAです。