Q.
ミスが起きた原因を深掘りするとき、相手を責めずに事象へ目を向けさせる問い方として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は D です。原因を深掘りするときは、人を責めるのではなく、起きた事象や仕事の流れに目を向ける問い方をします。「どんな流れだったのでしょうか」は、出来事の経緯を一緒に振り返る問いで、相手は防御に入らず事実を話せます。「なぜあなたは」と人を主語にすると、相手は身構えてしまいます。
ポイント
ここで問うのは「人ではなく事象を主語にする」ことです。「なぜあなたは」「どうしてあなたのところで」と人を責める問い(A・B・C)は、相手を萎縮させ事実を引き出せません。同じ「なぜ」でも、向ける先を人から事象へ変えるのがコツです。
ワンポイントアドバイス
原因を聞くときは、「なぜあなたは」を「どんな流れで」「どこで止まったか」に言い換えてみましょう。主語を人から仕事の流れに移すだけで、相手は責められた気がせず、正直に経緯を話してくれます。事実が出てくれば、再発を防ぐ手も打ちやすくなります。
解説詳細
主語を人から事象へ移す
原因の深掘りでは、「なぜそうなったか」を問いますが、その矛先を人に向けると相手は防御に入り、事実を隠したり言い訳に終始したりします。「どんな流れで起きたか」と事象や仕事の流れを主語にすると、相手は責められたと感じずに経緯を振り返れます。Dがこの問い方にあたります。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aの「なぜあなたはこんな確認漏れを」、Bの「どうして毎回あなたのところで止まる」、Cの「あなたの注意が足りなかったのはなぜ」は、いずれも人を主語に責める問いです。これらは相手を萎縮させ、本当の原因にたどり着けません。事象に目を向けさせる問いとして適切なのはDです。