Q.
「リードタイム」の意味として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は C です。リードタイムとは、着手や発注から完成・納品までにかかる総時間のことです。納期(D)の管理では、この時間をいかに短く・安定させるかが鍵になります。工程ごとの待ち時間も含めて「最初から最後まで」を測る点が特徴です。
ポイント
リードタイムは「実際に手を動かしている時間」だけでなく、工程間の待ち時間や運搬時間も含めた経過時間である点が重要です。加工時間そのものより、待ち・停滞の時間が長いことが多く、リードタイム短縮の主戦場は「動いていない時間」をいかに削るかにある、と理解しておきましょう。
ワンポイントアドバイス
自分の業務のリードタイムを測るときは、作業時間だけでなく「次に渡るまでの待ち時間」も記録してみましょう。承認待ち・在庫待ちなど停滞時間が可視化されると、短縮の余地がどこにあるかが見えてきます。まずは1つの案件で着手から完了までの経過を時系列で書き出してみるのが効果的です。
解説詳細
リードタイムは「最初から最後までの経過時間」
リードタイムとは、何かに着手(または発注・材料投入)してから、それが完成・納品されるまでにかかる総時間を指します。納期管理では、このリードタイムが短く、かつばらつきが小さいほど、約束した期日を守りやすくなります。重要なのは、加工そのものの時間だけでなく、工程間の待ち時間・運搬時間・検査待ちといった「停滞」もすべて含む点です。
他の選択肢が誤りである理由
A の「1日の総稼働時間」は、設備や職場が稼働している時間の長さであり、案件1件が完了するまでの経過時間とは別物です。B の「製品1個あたりの利益」はコスト・採算の話で、時間の概念ではありません。D の「故障せずに動き続けられる時間」は設備の信頼性(平均故障間隔など)に関わる指標で、リードタイムとは異なります。着手から完了までの総時間を表すのは C です。