Q.
プロジェクトの「キックオフミーティング」の主な目的として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は B です。キックオフミーティングは、プロジェクト開始時に関係者が集まり、目的・範囲・体制・進め方といった前提を共有して認識をそろえる場です。最初に同じ絵を見ておくことで、後の手戻りや行き違いを減らせます。立ち上げ期に足並みをそろえる儀式だと押さえておきましょう。
ポイント
キックオフの本質は「序盤での認識合わせ」です。終結期に行う振り返り(レトロスペクティブ)や引き渡しとは、タイミングも目的も異なります。工程のどの位置で何をする会議かをセットで覚えるのがつまずき防止になります。
ワンポイントアドバイス
キックオフでは、PM が一方的に説明するだけでなく、関係者一人ひとりに「自分の役割は何か」を言ってもらってみましょう。口に出してもらうことで理解のズレが表面化し、その場で正せます。最初の認識合わせの丁寧さが、後半の混乱を大きく左右します。
解説詳細
キックオフは立ち上げ期の認識合わせ
キックオフミーティングは、プロジェクトの立ち上げ・計画段階で、スポンサーやチーム、関係部門などのステークホルダーが一堂に会して行う会議です。プロジェクトの目的、スコープ(範囲)、体制と役割分担、進め方やマイルストーンといった前提を共有し、全員の認識を同じ方向にそろえることが主な目的です。出発点で足並みをそろえることで、後工程での行き違いや手戻りを抑えられます。
なぜ他の選択肢が誤りか
A の最終成果物の引き渡しと契約完了は、プロジェクトの終結フェーズで行うことであり、開始時のキックオフとは時期が異なります。C の不良の根本原因分析と再発防止は品質管理や問題対応の活動で、キックオフの目的ではありません。D の良かった点・改善点の振り返りは、終結期に行うレトロスペクティブ(振り返り)です。開始時に前提を共有して認識をそろえるのは B だけなので、これが正解です。