Q.
プロジェクトのステークホルダー(利害関係者)の説明として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は D です。ステークホルダーとは、プロジェクトに何らかの影響を与える、または影響を受けるすべての個人・組織を指します。スポンサーや顧客だけでなく、利用部門や関連チーム、時には反対する立場の人も含まれます。関係者を広くとらえることが体制づくりの第一歩だと押さえておきましょう。
ポイント
ステークホルダーを狭く(顧客やスポンサーだけと)とらえると、後から「聞いていない」関係者が現れて計画が揺らぎます。「影響を与える側」だけでなく「影響を受ける側」も含む、という双方向の広さが定義の核心です。
ワンポイントアドバイス
計画初期に、思いつく限りの関係者を書き出してみましょう。協力者だけでなく、反対しそうな人や、後工程で巻き込む部門も挙げておくと、根回しや調整の抜けが減ります。関係者の洗い出しは、リスク管理の入口でもあります。
解説詳細
ステークホルダーは影響の双方向で定義する
ステークホルダー(利害関係者)とは、プロジェクトの進行や成果に影響を与える、あるいはその成果から影響を受けるすべての個人・グループ・組織を指します。スポンサー、顧客、プロジェクトチーム、利用部門、協力会社などの直接的な関係者だけでなく、規制当局や地域社会、競合のように間接的な立場の人も含まれることがあります。早い段階で関係者を漏れなく洗い出すことが、合意形成やリスク管理の土台になります。
なぜ他の選択肢が誤りか
A の投資家のみ、B のチームメンバーのみ、C の顧客のみは、いずれもステークホルダーの一部だけを切り取った説明で、定義としては狭すぎます。ステークホルダーの本質は、影響を与える側と受ける側の両方を含む包括的な広さにあります。一部の立場だけに限定していないのは D だけなので、これが正解になります。