RACI チャートにおける「A(Accountable)」が表す役割として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は A です。RACI の A(Accountable)は、その作業の成否について最終的な説明責任を負う人で、原則として1作業に1人だけ置きます。実作業者(R)が複数いても、責任の所在は A に一本化します。「誰が最後に責任を取るのか」を明確にする役割だと押さえておきましょう。
ポイント
A(Accountable)と R(Responsible)の取り違えが最大のつまずきです。R は実行担当で複数可、A は説明責任者で原則1人。この「責任の一本化」が体制設計の肝になります。
ワンポイントアドバイス
タスク表を作るときは、各作業に必ず A を一人だけ割り当ててみましょう。A が空欄や複数の作業は、いざ問題が起きたときに責任の押し付け合いが起きやすい危険地帯です。「この作業の A は誰か」を口癖にすると、抜けが減ります。
解説詳細
A は説明責任者(原則1人)
RACI は、作業ごとの関わり方を Responsible(実行責任)・Accountable(説明責任)・Consulted(相談先)・Informed(報告先)の4種で整理する体制管理の手法です。このうち A(Accountable)は、その作業や成果物の最終的な説明責任を負う人を指します。結果が良くても悪くても最後に責任を負う立場であり、判断や承認の権限を持ちます。責任の所在を明確にするため、1つの作業に対して A は原則1人だけ置くのが鉄則です。
なぜ他の選択肢が誤りか
B の「実際に手を動かす人」は R(Responsible)の説明であり、複数人が割り当てられることもあります。C の「相談に応じる人」は C(Consulted)で、双方向のやり取りが発生する関係者です。D の「報告される人」は I(Informed)で、結果を一方向に知らされる立場です。最終的な説明責任を一人に集約するのが A の役割なので、正解は A になります。