Q.
次のうち「漏れ(網羅性の欠如)」が起きている分け方はどれか。
解説まとめ
正解はAです。顧客を「新規」と「既存」だけに分けると、すでに取引が終わった元顧客が、どちらの区分にも入らず抜け落ちてしまいます。これは全体を覆い切れていない「漏れ」の典型例です。検討対象から取りこぼしが生じている点が問題です。
ポイント
この問題が問うのは、漏れとは「全体集合の一部が、どの区分にも入らずに抜けること」だという理解です。区分どうしが重なっているかではなく、全体を覆い切れているかを見るのが漏れのチェックです。
ワンポイントアドバイス
区分を作ったら、「ここに入らない人や物はいないか」と例外を探してみましょう。1つでも入り場所のない例が見つかれば、それが漏れです。例外を意図的に探す姿勢が効果的です。
解説詳細
なぜAが漏れか
顧客全体には「新規」「既存」のほかに、過去に取引したが今は離れた元顧客なども含まれます。区分を「新規」と「既存」だけにすると、元顧客がどこにも入らず、全体を覆い切れません。これが網羅性の欠如、すなわち漏れです。
なぜ他の選択肢は漏れでないか
Bは「食品」と「食品以外」で商品全体を切れ目なく二分しており、どの商品も必ず片方に入るため漏れがありません。Cの「正社員」と「非正社員」は、雇用形態を過不足なく二分しており漏れがありません。Dの「上旬・中旬・下旬」は月を切れ目なく覆う分け方で、漏れは生じません。これらは全体をカバーできている点でAと異なります。