KGIとKPIを「結果指標」と「先行指標」で整理したとき、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。KGIは売上や利益のように、取り組みの「結果」として後から現れる結果指標(遅行指標)です。一方KPIは、その結果に先立って動く先行指標として設計するのが基本で、KGIが出る前に手を打つための物差しになります。KGIを先行指標とするのは役割が逆で誤りです。
ポイント
KGIは結果が出てから分かる「遅れて動く指標」、KPIは結果より前に動かせる「先んじて動く指標」、という時間差が核心です。だからこそKPIを途中で監視し、まだ動かせるうちに手を打つ価値があります。両者の前後関係を取り違えると、打ち手のタイミングを誤ってしまいます。
ワンポイントアドバイス
自分のKGIについて、「結果が出てから気づくのでは遅い」場面を想像してみましょう。その手前で動かせる数字をKPIに選ぶと、未達になる前に修正できます。KPIを選ぶときは「これは結果より前に動かせるか」を確認すると、先手を打てる指標を選びやすくなります。
解説詳細
結果指標と先行指標とは何か
取り組みを測る指標は、「結果指標(遅行指標)」と「先行指標」に分けて考えられます。結果指標とは、取り組みの結果として後から現れる数字で、売上高や利益などがこれにあたります。出てしまった後では、もう手を加えられません。これに対して先行指標は、結果が出るより前の段階で動かせる数字です。KGIは最終的な結果(売上・利益)で測るため結果指標にあたり、KPIはその結果に先立って動かせるよう、先行指標として設計するのが基本です。だから選択肢Bが正解です。
なぜ他の選択肢が誤りなのか
選択肢Aの「どちらも先行指標」は誤りで、KGIは結果として後から現れる結果指標です。選択肢CはKGIとKPIの役割が逆で、先に動かせるのはKPIの側、結果として現れるのがKGIの側です。選択肢Dの「KGI・KPIとは無関係な別分野の用語」も誤りで、結果指標・先行指標はまさにKGIとKPIの性質を説明するために使われる整理です。KPIを先行指標として置くからこそ、結果が出る前に軌道修正できる、という点が実務上の肝になります。