KGIとKPIの役割の違いとして最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。KGIは最終的に到達すべきゴールを表す指標で、KPI(重要業績評価指標)はそのゴールに至る途中経過を数値で測る中間指標です。KPIを一つずつ達成して積み上げることで、最終的にKGIに到達します。両者を同じ意味とするのも、役割を逆に捉えるのも誤りです。
ポイント
KGIは「ゴール」、KPIは「ゴールへ向かう途中経過」という役割分担が核心です。同じ「指標」という言葉でも、見ている場所が最終地点か道のりの途中かで決定的に違います。会話の中でどちらの話をしているのかを取り違えると、目標と手段がすり替わってしまうので注意しましょう。
ワンポイントアドバイス
会議で指標の話が出たら、「これは最終ゴール(KGI)の話か、途中経過(KPI)の話か」を頭の中で仕分けしてみましょう。レベルがそろうだけで議論がかみ合いやすくなります。自分の目標についても、ゴールの数字と途中で追う数字を分けて書き出すと、関係が一気に整理できます。
解説詳細
KGIとKPIはどう役割が分かれるのか
KGI(重要目標達成指標)は、最終的に到達すべきゴールを数値で表したものです。これに対してKPI(Key Performance Indicator=重要業績評価指標)は、そのゴールに向かう途中経過を数値で管理するための中間指標です。たとえば「年間売上高(KGI)」を達成するために、「商談化率」「受注率」「訪問件数」などをKPIとして途中で追いかけます。KPIを一つずつ達成して積み上げていくと、その先で最終ゴールであるKGIに到達できる、という関係になっています。だから選択肢Bの「KGIがゴール、KPIが途中経過の中間指標」が正解です。
なぜ他の選択肢が誤りなのか
選択肢Aの「どちらも給与額を決める指標」は、KGI・KPIの意味とは無関係で、両者は報酬を決めるための仕組みではありません。選択肢Cはゴールと中間指標の役割が逆になっており、最終ゴールはあくまでKGIの側で、KPIは報告書でもありません。選択肢Dの「まったく同じ意味」も誤りで、KGIはゴール、KPIはその途中経過と、見ている場所が明確に異なります。役割を逆にしたり同一視したりしないことが、目標管理を理解する第一歩です。