「卵を一つのカゴに盛るな」という投資の格言が表す考え方として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は C です。「卵を一つのカゴに盛るな」とは、すべての卵を一つのカゴに入れておくと、そのカゴを落とせば全部割れてしまうことから、資産を一つに集中させず複数に分けて持つべきだという分散投資の格言です。複数に分けておけば、ある資産が値下がりしても他でカバーでき、全体への打撃を和らげられます。分散の基本的な考え方を一言で表したものです。
ポイント
核心は「集中ではなく分散によって、全体のダメージを抑える」という点です。一つに賭けると当たれば大きいが外れたときの打撃も大きくなります。分散は大当たりを狙う手法ではなく、致命傷を避けるための守りの考え方である点を押さえましょう。
ワンポイントアドバイス
手元の資産が一つの商品や一社の株に偏っていないか、一度見直してみましょう。偏りが大きいと、その一つが値下がりしたときの影響が大きくなります。値動きの異なる複数の資産に分けて持つことで、全体のブレをやわらげるのが効果的です。少額からでも分けて持つ習慣をつけましょう。
解説詳細
格言が表す「分散」の考え方
正解はCです。「卵を一つのカゴに盛るな」とは、すべての卵を一つのカゴに入れていると、そのカゴを落としたときに卵が全部割れてしまうことにたとえ、資産を一つに集中させるのは危険だと戒める投資の格言です。資産を複数のカゴ(異なる商品・資産)に分けて持っておけば、一つが値下がりしても他の資産がカバーし、全体としての損失を和らげることができます。これが分散投資の基本的な発想です。
他の選択肢が誤りである理由
Aの「少ない種類に集中投資」は、分散と正反対の考え方であり、格言の意味と逆で誤りです。Bの「一つの資産にすべて投じる」も集中投資であり、一つのカゴに盛る状態そのものなので誤りです。Dの「すべて現金で保有」は、リスクを取らない選択ではありますが、複数の資産に分けてリスクを抑えるという分散の考え方とは別の話であり、この格言の趣旨には当たりません。格言が表すのはあくまで分散です。