Q.
CRMにおける「LTV(顧客生涯価値)」の説明として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は B です。LTV(Life Time Value=顧客生涯価値)とは、1人の顧客が取引を続ける期間全体を通じて、自社にもたらす利益や売上の総額のことです。1回の取引ではなく、関係が続く間の合計で顧客の価値を捉えます。CRMが既存顧客との関係を重視するのは、LTVを高めることが収益につながるからです。
ポイント
LTVの核心は「1回ではなく、取引期間全体での合計価値」を見る点です。1回分の売上(A)や獲得費用(C)、顧客数(D)とは異なります。関係が長く続くほどLTVは高まる、という時間軸の発想を押さえましょう。
ワンポイントアドバイス
顧客を「今回いくら買ったか」だけでなく「これまで合計いくら取引してきたか」で見てみましょう。長く付き合っている顧客ほど、自社への貢献が大きいことが分かります。LTVが高い顧客を大切にし、関係を続けてもらう工夫をすると効果的です。
解説詳細
LTVは取引期間全体の価値
LTV(顧客生涯価値)は、ある顧客が取引を始めてから終わるまでの期間全体で、自社にもたらす利益や売上の合計を表す考え方です。1回の購入額が小さくても、長く何度も購入してくれればLTVは大きくなります。CRMでは、新規獲得のコストと比べてLTVが十分に大きいかを見ながら、既存顧客との関係づくりに力を入れます。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aの「1回の取引の売上」は、その都度の金額であって、取引期間全体の合計ではありません。Cの「新規獲得の広告費」は顧客を得るためにかかったコストで、顧客がもたらす価値ではありません。Dの「顧客の総数」は人数であって、1人あたりの価値を表すものではありません。取引期間全体での価値を示すBが適切です。