Q.
ある作業を効率化する道具を導入するか判断するとき、費用対効果の見方として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。導入を判断するときは、かかる費用と、それによって生まれる効果(削減できる時間や手間)を同じ土俵で比べる必要があります。削減時間を金額に換算すれば、費用と効果を並べて比較できます。費用だけ、効果だけを見る判断や、他人の利用状況だけで決める判断は、釣り合いを見ていません。
ポイント
費用対効果の判断は、費用と効果を「同じ単位(多くは金額)にそろえて比べる」ことが核心です。時間削減という効果は、そのままでは費用と比べられません。時間を金額に換算してはじめて、投資が見合うかどうかを判断できます。
ワンポイントアドバイス
「時間が浮く」と感じたら、その時間を金額に置き換えてみましょう。たとえば月に何時間減るかを出し、人件費の時間単価をかければ、削減効果が金額で見えます。費用と同じ単位にそろえることで、導入すべきかどうかを数字で説明できるようになります。
解説詳細
費用と効果は同じ単位にそろえて比べる
道具やツールの導入判断では、支払う費用と、得られる効果を並べて比較します。ここで難しいのは、効果が「時間の削減」や「手間の減少」という、お金ではない形で現れる点です。そこで、削減できる時間を金額に換算し、費用と同じ単位にそろえます。こうすれば「費用◯円に対し、効果◯円ぶん」と並べて比べられ、投資が見合うかどうかを判断できます。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aは費用だけ、Bは効果だけを見ており、どちらも片方の情報だけで決めているため釣り合いを判断できません。Cの「同僚が使っているか」は、自分の業務での費用と効果を確かめておらず、根拠になりません。費用と効果の両方を同じ単位で比べているDだけが、費用対効果に基づく正しい判断方法です。