Q.
「費用対効果」という言葉が表しているものとして、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。費用対効果とは、かけた費用に対してどれだけの効果が得られたかという「釣り合い」を表す言葉です。費用と効果を並べて比べる考え方なので、片方だけを見ても判断できません。費用が同じなら効果が大きいほど、効果が同じなら費用が小さいほど、費用対効果は高くなります。総額や予算上限とは別の概念です。
ポイント
費用対効果は「費用」と「効果」という2つの要素の関係を示す言葉です。費用の金額だけ、あるいは効果の大きさだけを見て「費用対効果が高い」とは言えません。常に両者をペアで比べる、という構造を押さえることが核心になります。
ワンポイントアドバイス
「費用対効果が高い」と誰かが言ったら、「費用はいくらで、効果はどれくらいですか」と二つを分けて確認してみましょう。片方しか答えられない場合、その判断はまだ釣り合いを見ていないサインです。費用と効果を必ず一組で語る癖をつけてください。
解説詳細
費用対効果は「比べる」考え方
費用対効果とは、投じた費用に対して得られた効果がどれだけかを比べる考え方です。たとえば同じ効果を得るのに5万円と10万円の方法があれば、5万円のほうが費用対効果は高いといえます。逆に費用が同じなら、効果が大きいほうが費用対効果は高くなります。このように、必ず「費用」と「効果」の両方を見て初めて成り立つのが費用対効果という言葉です。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aの「費用の総額そのもの」は費用だけを指しており、効果との釣り合いという視点が抜けています。Cの「予算の上限額」やDの「承認が必要な金額の基準」は、いずれも金額のルールや枠の話で、費用と効果の関係を示すものではありません。費用対効果は単独の金額ではなく、二つの要素の関係を表す言葉である点が区別の決め手です。