「効率(エフィシェンシー)」と「効果(エフェクティブネス)」の違いとして最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は C です。効率は「少ない労力・資源で行えているか(やり方の良さ)」、効果は「正しい目的を達成できているか(成果の良さ)」を指す、別々の観点です。速く安くできていても、目指す成果につながっていなければ効果は低い、という関係になります。逆に成果は出ても無駄が多ければ効率が悪い、ともいえます。両方を区別して見ることが大切です。
ポイント
この問題の核心は「効率(どうやるか)と効果(何を達成するか)は別軸」という点です。両者を同じ意味と取り違えるのがつまずきどころで、「正しくやる」のが効率、「正しいことをやる」のが効果、と分けると整理できます。効率だけ追って目的を見失う、という失敗を避ける視点になります。
ワンポイントアドバイス
仕事を見直すときは「効率(無駄なくできているか)」と「効果(そもそも正しい目的に向かっているか)」を分けて点検してみましょう。いくら作業を速くしても、目的に合っていなければ意味が薄れます。まず効果(やるべきことか)を確かめ、その上で効率を上げると、努力が成果に直結します。
解説詳細
効率=やり方、効果=成果
効率は、同じ結果をより少ない労力・時間・コストで出せているか、というやり方の良さを指します。効果は、目指した目的や成果をきちんと達成できているか、という結果の良さを指します。問いの向きが「どう行うか」と「何を達成するか」で異なります。
「正しくやる」と「正しいことをやる」
効率は「物事を正しく(無駄なく)行う」こと、効果は「正しいことを行う」ことだと整理できます。効率が高くても、向かう方向が間違っていれば効果は出ません。両者は補い合う関係で、どちらか一方では十分ではありません。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aの売上・費用の別、Bの短期・長期の別は、いずれも効率と効果の本来の違いではありません。Dは両者を同じ意味としていますが、やり方と成果という異なる観点なので誤りです。よって、観点の違いを正しく示したCだけが正解になります。