Q.
「当社は『時短ニーズに別カテゴリーの簡便品で応える代替手段』も競合と捉え、顧客が重視する『手軽さ』と『価格』の2軸で各社を比較表とマップに置いたうえで、競合のいない『高手軽さ×中価格』の空白地に、真似されにくい独自配送網を根拠に立ち位置を取る」。この一連のうち、ポジショニング(位置づけ)の論点に最も当たる部分はどれか。
解説
ポジショニングは顧客の知覚で競合と区別された立ち位置を占めること。Cの「空白地に模倣困難な根拠で立ち位置を取る」がそれに当たる。Aは競合の特定、Bは比較軸の選定・比較、DはKBFの把握で、いずれも位置づけそのものではない。
【ポイント】同じ事例でも、誰を競合とするか=特定/どの軸で比べるか=比較/どこに立つか=位置づけ、と論点が分かれる。「競合とどう区別された立ち位置か」を語っていればポジショニングの論点。
【実務ワンポイント】競合分析の企画文を読むとき、各文に「これは特定・比較・位置づけのどれ?」とタグを付ける。位置づけのタグが付く文が無ければ、立ち位置の設計が抜けている。