マーケティング
ブランディング基礎問題集
Q.
競合が機能Xを追加したため、自社も同じ機能Xを足すか検討している。差別化の観点で最も適切な判断はどれか。
ポイント
競合に追随するかどうかの判断軸は、「顧客価値があるか」と「自社の独自性を損なわないか」の二つです。安易な横並びは、せっかくの差別化を消してしまいます。競合が出したからではなく、自社の顧客と自社らしさを基準に決める、という原則を持っておきましょう。
ワンポイントアドバイス
競合への追随を検討するときは、「これは自社顧客の価値になるか」「自社らしさを薄めないか」という二つの問いで振り分けてみましょう。両方ともイエスなら追随を、どちらかがノーなら見送りを検討します。この二問をチェックリスト化しておくと、判断がぶれにくくなって効果的です。
解説詳細
正解はCです。差別化の基準はあくまで「顧客にとって意味のある違い」なので、機能追加を検討するときも、それが自社顧客の価値になるか、そして自社の独自の強みを薄めないかで判断します。Aの無条件追随やBの機能数優先は、競合と横並びになる同質化を招き、結果として価格競争へつながってしまいます。逆にDの一切追加しない現状維持も、顧客の価値を無視した硬直的な対応であり、いずれも判断基準を欠いています。競合の動きに反射的に反応するのではなく、自社顧客の価値と自社らしさという二つの軸で冷静に振り分けることが大切です。