Q.
ある調査で「この市場では“納品の速さ”を重視して選ぶ顧客が多く、主要な競合はどこも納品に時間がかかっている」と分かった。3C分析の使い方として最も適切な次の一手はどれか。
ポイント
「顧客が重視し、競合が満たせず、自社が応えられる」点こそが、KSF(重要成功要因)です。3C分析は、まさにこの重なりを見つけて戦略にするためのものです。3つのうちどれか一つだけを見て動くのではなく、3つが交わる一点を探すことが核心です。
ワンポイントアドバイス
3Cをまとめたら、「顧客が欲しい○ × 競合が弱い○ × 自社ができる○」がすべて重なる一点を探してみましょう。3つの○が揃うその交点こそが、勝ち筋になります。一つや二つの○で満足せず、3つが重なるポイントまで絞り込むと、戦略の方向がはっきり定まります。
解説詳細
正解はDです。顧客が重視していて(顧客のC)、競合が満たせていない(競合のC)点は、その市場の重要成功要因(KSF)になりやすいところです。だからこそ、自社(自社のC)がそこで速く納品できるかを確認し、強みにできるか検討するのが、3C分析の使い方です。Aのように価格だけ下げたり、Bのように広告を増やしたりするのは、せっかく分かった機会を活かせていません。Cのように「偶然だから何もしない」のも、分析を施策につなげていません。3つのCが重なる点を見つけて戦略に落とすことが肝心です。