MASTER / BUSINESS BASICS

会社と組織の仕組み

会社は誰に何を届け、なぜ部署に分かれているのか。生活用品を販売する会社を例に、売上と費用、部署の役割と仕事の受け渡し、役割による判断範囲の違い、部署間の調整を学びます。

約11分入門演習 4問講義をはじめる

※ 生活用品を販売する会社や、納期を早めてほしいという依頼の場面は、説明のための架空の事例です。部署の名前や役割の分け方は会社によって異なります。

この講義でできるようになること

  • 会社が価値を届け、事業を続ける基本的な流れを説明できる
  • 部署の役割と仕事の受け渡しを説明できる
  • 自分の判断で約束せず、必要な相手に確認できる

前提知識

特になし。はじめての人でも学べます。

チームで働く・フォロワーシップ報連相の基本

00:00 / 05:02

1第1章会社は誰に何を届けるか

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問題 1 / 4

会社で部署が分かれている主な理由は?

選択肢

組織で働くための確認リスト

  • 自分の仕事が、どの部署の誰へ渡り、お客様の何につながるかを考えたか
  • 自分で決めてよいことと、承認や相談が必要なことを区別したか
  • お客様との約束を大きく変える判断を、一人で行っていないか
  • 相談するときは「状況はこうです。選択肢は二つあると考えます」のように、自分の考えを添えたか
  • 立場が違う相手が何を守りたいのか、どんな制約があるのかを確かめたか
  • その場で即答できない依頼は、関係者に確認して回答予定を伝えたか
次の講座入社前に整えておきたいこと
テキストで読む(文字起こし)

第1章 会社は誰に何を届けるか

あなたが入社する会社にはどんな仕事があるでしょう 営業企画開発経理人事カスタマーサポート 部署の名前は知っていてもなぜ分かれているのかは意外とわからないものです 今日は会社が どうやって価値を生み出しチームとして仕事を進めるのかを学びます 多くの企業はお客様の困りごとを解決したり 欲しいものを届けたりしてその対価として売り上げを得ます 売り上げがあれば何でも良いというわけではありません 商品やサービスを届けるためには人件費や設備費などの費用がかかります 続けられる事業であることも必要です もちろん会社には様々な目的や形があります ここでは一般的な営利企業を例に考えます 自分の仕事が何につながっているのかを理解すると 判断の軸が見えてきます 例えば生活用品を販売する会社を考えます 商品企画が必要な商品を考え 調達や製造の担当が商品を用意し 営業やマーケティングが魅力を伝え物流が届けます 購入後の問い合わせに対応する人もいます 経理や人事など事業を支える仕事も欠かせません 部署が分かれているのはそれぞれが専門性を発揮するためです ただし部署ごとに自分の仕事だけを終えていては お客様に価値は届きません 仕事の受け渡しが重要なのです

第2章 役割と、部署のつながり

組織には担当者、リーダー、管理職などの役割がある場合があります これは人としての優劣ではなく責任や判断範囲が違うということです 自分で決めて良いこともあれば承認や相談が必要なこともあります 例えばお客様との約束を大きく変える判断は 新人が独断で行うべきではないでしょう 一方すべてを上司に丸投げするのもよくありません 状況はこうです選択肢は2つあると考えます どちらで進めるべきでしょうかと考えを添えて相談することがチームの力になります チーム で仕事をすると部署によって重視することが違う場面があります 営業は早く納品したい 物流は安全で確実に届けたい どちらかが間違っているとは限りません 目指すのはお客様に無理のない約束で確実に商品を届けること 立場が違う相手ほど何を守りたいのか どんな制約があるのかを確認する必要があります 自分の部署の都合だけでなく 会社全体とお客様の視点に戻ると解決策が見えやすくなります

第3章 ケースとまとめ

はい、最後にケースです。 お客様から予定より3日早く届けてほしいと言われました。 その場でできると約束する。 難しそうなので断る。 関係する担当に確認して回答予定を伝える。 まず取るべき行動は関係者に確認して回答予定を伝えることです。 会社の仕事は自分一人で完結しません。 誰が何を担当しどこで判断し次に誰へ渡すか この流れを理解することが組織で働く第一歩になります