MASTER / GROWTH MINDSET

振り返っているのに成長しない人は、何が足りない?

「次は頑張ろう」で終わる振り返りを、FACT・LEARN・TRY・CHECKの4ステップで次の行動に変える方法を学び、小さく観察できる行動で一週間の改善実験を設計します。

約15分入門演習 4問講義をはじめる

※ 会議や進捗報告の例は、説明のための架空の事例です。

この講義でできるようになること

  • FACT・LEARN・TRY・CHECKの4ステップで仕事を振り返れる
  • 「もっと頑張る」のような曖昧な目標を、実行できたか確認できる行動に変えられる
  • 一週間の改善実験を設計し、結果を確かめる日と方法を決められる

前提知識

SG06-01〜SG06-03 を先に見ておくと進めやすい

セルフマネジメントフィードバック・対話

00:00 / 07:08

1第1章振り返りを反省会で終わらせない

Space 再生/停止・← → 10秒移動・N / P で章を移動・C で字幕。右の「文字で読む」で、話している内容を文字で追えます。

演習:手を動かして確かめる

講義を見終えたら取り組みましょう。入力した内容はこの画面の中で使うだけで、どこにも送信されません。

問題 1 / 4

振り返りで決める「次の行動」として、最も実行できたかを確認しやすいものは?

選択肢

1週間の改善実験カード

  • 何を改善したいか(気になっている出来事を一つ)
  • FACT:何が起きたか(観察できる事実)
  • LEARN:何が分かったか(確かめていないことは仮説と明示)
  • TRY:何を試すか、いつ実行するか(観察できる小さな行動を一つ)
  • CHECK:いつ、何を見て結果を判断するか
  • 1週間後、予定通りできたか・何が変わったかを確かめる
テキストで読む(文字起こし)

第1章 振り返りを反省会で終わらせない

金曜日、今週の仕事を振り返ります。 もっと計画的に進めるべきだった。 確認を徹底したい。 来週は主体的に行動する。 反省は書かれています。 しかし、翌週も同じことを書いているとしたら、なぜでしょうか? 次の行動が具体的に変わっていなかったのかもしれません 振り返りは過去を思い出すだけではなく うまくいったこと、いかなかったことから情報を取り出し 次の行動を決めることです 4つのステップを使います FACT、何が起きたか LEARN、そこから何がわかったか TRY、次に何を変えるか CHECK その結果をどう確認するか 例えば3回の会議で自分から発言したのは1回だった これがFACT 事前に議題を確認していなかったため 発言を準備できなかった可能性がある これがLEARN 次の会議前に質問を1つメモする これがTRY その質問を使えたか議論の理解に役立ったかを確かめる これがCHECKです 振り返るのは失敗だけではありません うまくいった経験の成功要因も考えれば 次の仕事で再現しやすくなります

第2章 小さく試して、続ける

もっと頑張る、積極的になるでは実行できたかが分かりません 会議前に質問を1つ用意する 着手前に作業を3つに分け所要時間を見積もる 進捗報告の最初に状態と次の予定を伝えるなら観察できます 改善目標を10個立てる必要はありません まず一つ試し 結果を確かめる うまくいったら続ける うまくいかなければ方法や条件を調整する 完璧な計画より小さな改善を実際に試すことが大切です 最近取り組んだ仕事から気になっている出来事を一つ選びましょう うまくいったことでも改善したいことでも構いません FACT 何が起きましたか? LEARN 何が分かりましたか? まだ確かめていないことは仮説と明示します TRY 次に何を試しますか? CHECK いつ何を見て結果を確認しますか? 例です FACT 月曜の進捗報告で上司から追加質問を4つ受けた LEARN 進捗と未解決事項を分けていなかったため 伝わりにくかった可能性がある TRY 完了・進行中・確認事項の3つに分けて報告する CHECK 次の報告後 上司に不足情報がないか確認する ではあなた自身の例で4つを書いてみてください 振り返りは繰り返すことで役立てやすくなります ただ毎日長く書く必要はありません 例えば週に一度5分間 金曜日の退勤前や月曜日の始業時などタイミングを決めます 印象に残った出来事を一つ選び 何が起きたか何を学んだか来週何を試すか 先週の行動を実行できたかを確認します 一人では気づきにくいなら 上司や同僚に聞いても良いでしょう 実行できなかった時も責めるだけで終えず 時間不足だったのか行動が大きすぎたのか 忘れたのかを確認します その理由も改善の材料です

第3章 まとめ:1週間の改善実験を始める

このコースでは今できないことを将来もできないと決めつけない考え方 失敗を事実と原因仮説に分ける方法 他者からのフィードバックを生かす方法 そして振り返りを行動に変える方法を学びました 共通するのは今の自分を評価して終わらないことです うまくいかなかったこともうまくいったことも次の行動の材料にします 最後に1週間の改善実験を決めてください 何を改善したいか 何を試すか いつ実行するか 何を見て結果を判断するか 4つを1枚のカードにまとめましょう 1週間後予定通りできたか 何が変わったかを確かめます 成長は一度の大きな決意だけで決まるものではありません 試して確かめて必要ならやり方を変える その繰り返しを今日から始めましょう